北九州市立大学地域共生教育センター(421Lab.)の活動の1つである「食と農業まなび場プロジェクト」は、現代人の食生活や健康の改善をテーマに、3つの取り組みを柱として活動を行なっております。1つ目は地域の小学校に訪問して食に関するクイズやゲームを行う「小学校での食育活動」、2つ目は大学生を対象とした食生活改善を目的として行う「調理実習」、そして3つ目が「子ども食堂」です。子ども食堂とは地域住民や自治体が主体となって無料または低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場のことであり、1年に2回地域の子どもたちに食事やコミュニティの場を提供しています。また、その際に使われる食材は法学部三宅博之教授のゼミが中心となって行った学生プロジェクト「フードドライブ」で集められた食材が使われています。今後の活動の展望としては、これまでできていなかった食生活に興味を持っていない方へのアプローチを検討していきたいとおっしゃっていました。