
今日はチェンマイ大学で「お金」についてタイの学生さんたちに色々話を聞いてみました。
最も聞きたかったのが「タイではどのくらい収入があればお金持ちと見られるのか」ですが、女性から見た男性の収入や最低限の生活費なども聞けて楽しいです。
あなたがタイに来たら、お金持ちなのか、それとも普通か貧乏なのか(笑)、早速話を聞いてみましょう。
タイでお金持ちといえる収入は?
今回は、チェンマイ大学で出会った「メイさん」、「プロイさん」、「ノックさん」の3名の女子大生にお金のことを色々聞いてみました。
以下、会話形式で見てみてくださいね。
私:「今日はタイのお金について話を聞かせてください。私がタイに住んでいるからか、私の日本の知り合いには ” タイに移住したい” , ” リタイアしたらタイに住みたい” と考えてる人も結構いるようです。そこで質問です。タイで『お金持ち』とみなされる月収はいくらぐらいだと思いますか?」

まずどの都市に住むかがポイントですね。
チェンマイなら生活費がバンコクより安いのでお金の価値も変わってきます。チェンマイなら月収4万バーツ(約17万円)以上あればお金持ちと言えると思います。
私:「確かにチェンマイなら4万バーツあれば良いかも。ではバンコクの場合はどうでしょう?」

私の友達がバンコクで働いてますが、良い生活するなら最低でも2万バーツ(約8.5万円)は必要と言ってました。
でもお金持ちとなると7万5千バーツ(約32万円)以上でしょうか。それくらいあればどんな食事もできるしどこへでも行けると思いますので。
私:「なるほど。プロイさんはどう思いますか?」

私は10万バーツ(約42万円)ぐらいと思います。
私:「10万バーツ!それだけあればいろいろできると思うし、確かにお金持ちと思われそうですね。ではちょっと質問変えて、タイで外国人を見かけたとき、その人を見て『ああ、この人はお金持ちだな』って思うことはありますか?」

普通の人もいれば、お金持ちの人もいると思いますが、バンコク、パタヤ、チェンマイの3都市なら、10万バーツ(約42万円)あれば十分お金持ちだと思います。
私:「やはり10万バーツなんですね。では南のプーケットはどうでしょう?」

プーケットはほぼ2倍近く高いですね。
私:「え?バンコクよりもプーケットの方が高いんですか?サムイ島も?」

プーケットはバンコクよりも高いと思います。サムイ島よりも高いかもしれませんね。
でも、バンコクは高いものも安いものも見つけられるので、生活スタイルによると思います。

私もプーケットの方がバンコクよりも高いと感じます。
私:「ノックさんは何か仕事をしてますか?」

私はモデルをしてます。トヨタのトレーニングモデルや美人コンテストにも出ていますよ。
私:「それは凄いですね!ではノックさんの考えるバンコクでの『お金持ち』の基準は?」

6万バーツ(約25万円)くらいでしょうか。それだけあれば週に4回はレストランで食事ができるし、不自由はしないと思います。
- チェンマイなら月収4万バーツ(約17万円)以上でお金持ち。
- バンコクでは月収7万5千バーツ(約32万円)以上がリッチな暮らしの目安。
- プーケットやサムイ島などのリゾート地はさらに物価が高く、月収10万バーツ(約42万円)以上が必要
タイは物価が比較的安いと思っていても、やはり「お金持ち」となると基準がグンッと上がるようですね。
彼氏の収入はいくら必要?

私:「では彼氏がいるとしたら、最低いくらぐらいの収入があると良いでしょうか。」

今は彼氏いませんけど…(笑)でも、1ヶ月100万バーツ(約420万円)くらいあったら嬉しいですね!いや、これは理想ですけど(笑)
私:「100万?!いきなりの金額に驚きました(笑)では逆に”これ以下だと生活が厳しい”という額は?」

ちょっと冗談でした。ごめんなさい。
最低の方になると1万バーツ(約4.2万円)以下はかなり厳しいですね。部屋代も払えないし、バイクも維持できないし、食事もまともにできないと思います。

私も1万バーツだったら…タイ料理は食べられるけど、それ以上のことは難しいですね。特別なディナーとかもできそうもないですし
私:「では最低ラインは1万バーツ(約4.2万円)だけど、彼氏の収入としてはもう少し必要となりそうですね。」
私:「話は少し変わりますが、結婚したら、仕事を続けたいでしょうか? それとも旦那さんに養ってもらうのが良いでしょうか?」

旦那さんがサポートしてくれるなら、それが一番ですね!
私:「旦那さんが“君は働かずに家にいれば良いよ”って言ったら?」

それも悪くないですね(笑)でもずっと家にいたら退屈しちゃいそうだからヨガをしたり趣味を見つけたりするかも。
- 理想の彼氏の収入:
100万バーツ(約420万円)あれば嬉しい!
(あくまで理想であり冗談です) - 最低ラインの彼氏の収入:
1万バーツ(約4.2万円)では厳しい。
(部屋代や食費、バイクの維持費を考えるともう少し余裕がほしい) - 現実的なライン:特別なディナーや旅行を楽しむことを考えると最低でも数万バーツ(約10万〜20万円)以上はほしい。
日本での給料の感覚では、現実的なラインは十分クリアできそうですね。(さすがに100万バーツは敷居が高すぎる(笑))
タイで暮らすための最低限の収入

私:「では少し普段の生活費の話も聞いていいでしょうか。もし最も低い生活費で暮らすとしたら、どれくらい必要になりそうですか?」

5千バーツ(約2.1万円)からでも暮らせるとは思います。
私:「え、本当に?あなたの1か月の部屋代を聞いてもいいですか?」

1か月2千バーツ(約8,500円)です。安いところを探せば、かなり低コストで暮らせますよ。
私:「なるほど。でもそれだと節約も結構しないと厳しそうですね。」

5千バーツで暮らせると言っても、やはり最低1万バーツ(約4.2万円)はないと余裕は出てこなし厳しいと思います。
私:「なるほど。となるとタイというかチェンマイで暮らすには一か月最低1万バーツは必要となりそうですね。では1ヶ月いくらぐらいの収入があれば、お金に余裕があると感じるでしょう?どこでも好きなところに行けて、食べたいものが食べられるみたいな収入は?」

私は修士課程の学生なので、今の生活費は月10,000バーツ(約4.2万円)です。生活はできてますが最低限の生活って感じですね。

私なら2万バーツ(約8.5万円)くらいはほしいですね。それだけあれば、たまにカフェにも行けるし外食もできるので。
- チェンマイで暮らすなら、最低限必要な収入は1万バーツ(約4.2万円)
- 5千バーツ(約2.1万円)でも暮らせるが、これには節約が結構必要そう
- 2万バーツ(約8.5万円)あれば、たまにカフェや外食を楽しめる余裕も生まれる
経験的に1か月5千バーツ(約2.1万円)は何もできないぐらいなイメージ。(学生なら学校と家の往復だけ、みたいな感じですね)
日本人の移住者、という視点では、やはり最低2万バーツぐらい(約8.5万円)はないと、タイで生活してるという実感がわいてこなさそうですね。
まとめ
タイの女子大学生の視点ですが、タイにおけるお金持ちの基準は地域によってかなり変わるようです。
- チェンマイ:月収4万バーツ(約17万円)以上
- バンコク:月収7万5千バーツ(約32万円)以上
- プーケット・サムイ島:月収10万バーツ(約42万円)以上
私はチェンマイで暮らしてるので、チェンマイにおけるお金持ちという点では、4万バーツよりもう少し上の5万とか6万バーツぐらいじゃないかな、とは思います。(このあたり、日本人移住者とタイの女子大学生の視点の違いが出てそうですね)
また彼氏に求める収入は、現実路線では10万~20万バーツ(約42万〜85万円)ほどで、これはちょっと驚きました。(チェンマイ大学で聞いたからというのはあるかもです。タイ北部で一番の大学ですからね)
いずれにしても日本人はタイではお金持ちに見られるので、まぁ現実の収入はひとまず忘れても良いですけどね(笑)
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