50代夫婦がバンライフの車選び!軽自動車は新車・中古車の注目ポイントは?

私たち夫婦は50代で早期退職をしてからバンライフにチャレンジしました。

息子たちが独立した後の新しい趣味として始めたのですが、車選びには本当にいろいろ悩みました(笑)。最初はレンタルでいろんな車を試し、中古でスズキのワゴンRを購入。その後は日本一周を計画してハイエースに乗り換えて現在に至ります。こうした体験を通じて、軽自動車の魅力や注意点も身をもって知ることができました。

この記事では、軽自動車のメリット・デメリット、新車と中古車の比較、50代夫婦におすすめの選び方、さらには購入時に注目すべきポイントなどを詳しくご紹介していきます。

「車中泊に適しているのはどれ?」とか、「コストを抑えつつ快適な車選びをするにはどうしたらよい?」など、疑問に思うことがきっと解消できると思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

バンライフに最適な軽自動車とは?

軽自動車を選ぶメリットとデメリット

軽自動車を選ぶ最大のメリットは、やはりその手軽さです。例えば、新車でも価格が比較的リーズナブルで、中古車であればさらに購入費用を抑えることができます。また、維持費や税金が安い点も大きな魅力です。

燃費が良いので、長距離移動が多いバンライフにはピッタリだと感じます。さらに、小回りが利いて狭い道や駐車スペースでも使いやすいので、田舎道から都会の駐車場まで幅広く利用できますよ。

一方で、デメリットも見逃せません。特に、車内の広さに関しては注意が必要です。軽自動車はコンパクトさが売りな分、室内空間が限られています。例えば、夫婦での車中泊には工夫が必要ですし、荷物が多くなると収納スペースに困ることもあるでしょう。

また、エコノミー症候群を防ぐためにも適度なスペース確保が必要だと感じました。

50代夫婦に向いている理由

私たち50代の夫婦にとって軽自動車が向いている理由は、何といっても「扱いやすさ」と「コスパの良さ」でした。早期退職後、バンライフに挑戦してみようという時、手始めにも気軽に選べるのが軽自動車です。小柄で運転がしやすく、慣れていない地方の細い道でも安心して走れるのは助かりますね。

また、子供たちが独立して夫婦二人でのライフスタイルに重点を置けるようになると、広々とした空間がなくても工夫次第で十分快適に過ごせます。それに、家計を圧迫しない維持費の低さも魅力でした。

私たちのようにシンプルで身軽な暮らしを楽しみたいと思う人には、軽自動車がちょうどいい選択肢だと思います。

軽自動車の対応可能な用途と活用例

軽自動車はそのサイズに反して、意外と用途が幅広く対応できるんですよ。私たちは日常の買い物やドライブはもちろん、車中泊や長期間の旅行にも活用していました。

例えば、後部座席を倒してフルフラットにすれば寝るスペースが確保できますし、簡易的な収納ボックスを取り入れれば荷物整理もスムーズになります。

さらに、狭い駐車場でもストレスなく停められるので観光地巡りにも最適です。以前、夫婦で北関東を旅した際も軽自動車のおかげでスムーズに移動ができました。ただし、長距離移動の場合はやはり座席のクッション性や休憩の取り方に気を配る必要があります。

車中泊ではブランケットやエアマットを用意しておくと快適度がぐんと上がりますよ。

新車と中古車、どちらを選ぶべきか?

新車を選ぶポイントと注意点

新車を選ぶメリットは、なんといっても「安心感」だと思います。全くの新品なのでエンジンやパーツの状態が最高で、故障の心配も少ないです。特に長期間の保証が付いているため、予期せぬトラブルがあってもディーラーで対応してもらえるのは心強いですね。

また、最新モデルだと燃費性能も向上していますし、安全装備も充実しているのが嬉しいポイントです。

ただし、新車はどうしても初期費用が高くなりやすいです。軽自動車の場合でもオプションや保険料を加えると100万円台後半から200万円を超えることもあります。この価格に見合う価値があるのか、家族で話し合って検討するのが大事です。

また、納車まで数か月必要になる場合があるので、すぐにバンライフを始めたい場合は計画に注意が必要です。

中古車のメリット・デメリット

中古車の最大の魅力は、コストパフォーマンスの良さです。新車に比べて価格設定が低いため、初期費用を抑えて購入することができます。軽自動車なら人気の車種でも50万~100万円程度で見つかることも珍しくありません。

私たちも最初に中古のスズキ ワゴンRを買いましたが、旅の初期費用を抑えられたのは大きかったです。

一方で、中古車には気を付けたい点もいくつかあります。まず車両の状態です。特に年式や走行距離によっては故障のリスクが高くなることがあります。また、前のオーナーがどのように使っていたかによる部分もあり、メンテナンス歴などをしっかり確認する必要があります。

購入後の不安を減らすためにも信頼できる販売店を選ぶのがおすすめです。

50代夫婦におすすめの選択肢

新車と中古車、どちらを選ぶべきかはご夫婦のライフスタイルや予算次第です。ただ、経験から言うと「最初は中古車で始める」のがおすすめです。理由は簡単で、実際にどんな車でのバンライフが自分たちに合うのかが試せるからです。

例えば、私たちも初めは軽自動車で旅に出ましたが、もっと荷物が積めて広い空間が欲しいと思い、最終的にハイエースに乗り換えました。

軽自動車ならスズキ スペーシアやダイハツ タントなど内装のアレンジが豊富なモデルが中古市場でも人気です。最初はこうしたリーズナブルな候補から始め、中古車でバンライフを試してみると失敗が少なく、経験も積めて良いと思います。

車両選びにおけるコストの比較

新車と中古車では、初期費用や維持費に大きな差が出ることがあります。購入価格はもちろん、新車だとリースやローンの金利が低めでメリットがありますが、それでも総額は中古車より高くなりがちです。

一方、中古車は購入時のコストが低い分、メンテナンス費用が後から積み重なる場合があります。特に、年式が古い軽自動車の場合は故障が増える可能性もあるため、予算に余裕を持たせておくと安心です。

長期で考えると燃費や税金の維持費の違いも注目するべきです。軽自動車の場合、どちらを選んでも大きな差はありませんが、それでも最新のハイブリッドモデルなどはさらに燃費性能が良い場合があり、長距離運転するならば新車を選ぶメリットが出てきます。

結局のところ、50代というこれからのライフステージを考えると「無理のない費用で最適な旅を楽しめる選択」が一番ですね。コスト面では中古車スタート、中長期では新車乗り換えも視野に入れるような柔軟な計画が良いと思います。

バンライフ向け軽自動車の注目ポイント

室内空間の広さと快適性

軽自動車は全長や幅が規格内に収まるため、どうしても室内空間の広さには限りがあります。しかし、最近の軽自動車はその限界を感じさせない工夫が詰まっています。

例えば、スズキのスペーシアやホンダのN-BOXのような車種は天井が高く、圧迫感が少ない設計が特徴です。フルフラットになるシートや多彩なシートアレンジが可能なモデルも多く、簡単に車中泊仕様に変えられるのが便利です。

車中泊の際に重要なのは、足を伸ばしてリラックスできるスペースがあること。この点では、長時間滞在しても疲れにくい環境を整えることがポイントです。我が家では以前、スズキのワゴンRで車中泊をした際に足もとの窮屈さを感じたことがありました。

それ以来、広さやシートのアレンジがどれだけ快適に生活できるかを重視して購入を考えています。

燃費や維持費を考慮する

バンライフでは移動が多いため、燃費の良さは経済面を支える大切なポイントです。軽自動車はコンパクトな分、燃費性能で優れており、長距離移動も比較的お財布に優しいのが嬉しいですよね。また、自動車税や高速道路料金が普通車よりも安く抑えられるのも見逃せません。

私たち夫婦が最初に軽自動車を選んだ理由の一つも維持費の安さでした。

千葉に住む私たちはたまに息子たちがいる神奈川や関西まで会いに行くことがありますが、軽自動車ならガソリン代の心配をせずに済みました。ただし、車種によって多少の燃費の違いがありますので、購入時には適したモデルを比較して選ぶことが重要です。

カスタマイズ性の選び方

軽自動車の車内を自分好みにカスタマイズする楽しみも、バンライフの醍醐味の一つです。とくに車中泊用にカスタマイズを考えている場合は、フルフラット仕様にできるシートや収納スペースが豊富な車種を選択することが重要です。

また、オプションでルーフキャリアやキャンピング仕様のアクセサリーを追加すれば、より快適なライフスタイルが実現できます。

私たちは初めて軽自動車を選んだ際、車内のカスタマイズに少し苦労しました。ただ、ネットや店舗で調べてDIY感覚で取り組むとアイデア次第で色々な形にできるのが面白いんですよね。

キャンピングカー用のマットや磁石で簡単に取り付けられるカーテンなどを導入して、コストを抑えつつ快適性を向上させる工夫をしました。

安全性や走行性能の確認

軽自動車の軽量な車体は移動には便利ですが、その分、安全性や走行性能は入念に確認する必要があります。たとえば、急な坂道や高速道路を利用する際、エンジンの馬力が不足していると感じることがあるかもしれません。

私たちも以前高速道路でスピードを上げたい場面がありましたが、軽自動車では思ったように加速できず少し不安に感じました。

また、最近のモデルでは安全装置が充実しており、スズキのワゴンRやホンダのN-BOXでは衝突軽減ブレーキや車線逸脱防止機能が標準装備となっています。50代の私たちのように、家族からも「安全な車を選んでほしい」と言われる場合、こういった装備は大きな判断材料となりますよね。

購入前に確認すべき重要な点

保証内容とアフターサービス

車を購入する際、特に50代の私たちのように長く快適に使いたいと思っている夫婦にとって、保証内容やアフターサービスのチェックは非常に大切です。

例えば、新車の場合は「どのくらいの期間、どの部分が保証されるのか」を確認する必要があります。エンジンやトランスミッションは充実した保証がついていることが多いですが、細かい部品については条件が異なることもありますよね。

中古車の場合は、新車ほどの手厚い保証はない場合が多いです。そのため、中古車販売店が提供する延長保証やメンテナンスパッケージが付いている車両を選ぶのがおすすめです。また、購入後のアフターサービスも重要なポイントです。

私たちの場合、以前近所の中古車販売店でワゴンRを購入しましたが、初めての車中泊旅行前にライト周りのトラブルに気づきました。その際、店員さんの迅速な対応に助けられたことがあります。車のトラブルは突然起きるものなので、信頼できるお店で購入することが大切だと改めて感じました。

車両状態(新車・中古車のチェックポイント)

新車の場合は基本的に状態は万全なので、細かい不良がないかを確認する程度で十分です。ただし、軽自動車のように比較的コンパクトな車種でも、車中泊を考えているのであれば、シートアレンジや収納スペースなど、自分たちのライフスタイルにあった設計かをしっかり確認しておくべきです。

中古車の場合、さらに細かいチェックが必要です。エンジン音や車体のキズ、タイヤの摩耗状況などを入念に確認するのはもちろんのこと、内装の状態も見逃してはいけません。私たちも最初に購入した中古のワゴンRが、実際に車中泊で使い始めてから「エアコンの効きがイマイチ!」と気づき、夏場にちょっと苦労しました。

購入前に試乗などで実際に使うイメージを持ちながらチェックするのがポイントです。

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実際に運転しての試乗体験の重要性

試乗は、購入前の車選びで必ず行うべきステップです。購入を決める前に実際に運転してみることで、その車がどれだけ自分たちにフィットするのかをしっかりと確認できます。

同じ軽自動車でも、例えばスズキのスペーシアとスズキのハスラーでは運転感覚や車内の雰囲気が全く異なります。

 たちも初めての軽自動車選びでは「軽だから大差ないだろう」と試乗を省略してしまい、いざ長距離運転をしてみると思わぬ疲れを感じたことがありました。それ以降は、ハンドルの握りやすさやシートの硬さ、さらには車中泊時のフルフラット化が実際どのくらい快適か、試乗でしっかりチェックするようにしています。

車購入後の後悔を避けるためには、このひと手間が本当に大事なんです。

ライフスタイルにマッチする選び方

最後に、車選びの際には自分たちのライフスタイルに合っているかどうかを基準にすることが重要です。例えば、私たち夫婦はバンライフを楽しむために最終的にハイエースに切り替えましたが、最初はコンパクトな軽自動車の中古車からスタートしました。

それは「まずは手頃な費用感で車中泊を試してみたい」という私たちの目的に合っていたからです。

もし、車中泊をメインにして長期間の旅を計画しているなら、室内空間の広さを重視した軽自動車やミニバンも検討に入れるべきでしょう。一方で「月に数回小旅行をしたい」程度であれば、経済的でコンパクトな軽自動車も最適です。

選ぶ基準は人それぞれなので、予算だけでなく、どんな場面で使うのかをじっくり考えるのが一番ですよ。

50代夫婦の失敗・後悔体験談

失敗・後悔 体験談1

私たちが最初にひどく後悔したのは、軽自動車を中古で購入する際に「車両状態」をしっかり確認しなかったことです。スズキのワゴンRを選んだのですが、購入したお店が比較的遠く、何となく「評判が良さそう」という理由で決めてしまいました。

試乗をせずに購入を進めてしまったので、実際に乗り始めたらブレーキの効き具合が気になり、後々修理費がかさんでしまったんです。

50代の私たちにとって安全性は非常に重要だったので、この一件はかなり反省しました。「中古車はコストが抑えられてお得!」と考えていたのですが、状態確認を怠ると逆に高くつくこともあるんですよね。

失敗・後悔 体験談2

次の後悔ポイントは、燃費を軽視して選んだことです。バンライフを始める際、「軽自動車なら何でも燃費が良いだろう」と思い込んでいました。でも実際には、車種や走り方によってだいぶ差があります。

特に私たちのように長距離ドライブを繰り返すならなおさらです。当時購入した軽自動車は、燃費性能が平均的で、ガソリン代が予想以上にかさんでしまいました。

夫婦で「こんなに毎月の維持費がかかるなら、少し初期投資してでも燃費の良い新車を選べば良かったね」なんて話したことを今でも覚えています。中古車と新車の燃費の比較は、大切なポイントだと思います。

失敗・後悔 体験談3

最も後悔しているのは、購入した軽自動車が私たちのライフスタイルに完全に合っていなかったことです。当時は経済性重視で選びましたが、趣味である車中泊や日本一周の計画には室内空間が少々狭かったんです。

最初のキャンプ場で、寝るときに夫と窮屈な姿勢になり、朝起きたら体がガチガチ…。これで「自分たちの生活スタイルに合わない車を選ぶのはダメだね」と痛感しました。

それから参考にしたのは、軽自動車の活用例やカスタム事例。最終的にはハイエースを選び直すことになり、ようやく快適なバンライフがスタートしました!

まとめ

バンライフを始めるための車選びは、50代の夫婦にとってそれぞれのライフスタイルや目的に合った車を選ぶことが何より大切だと実感しました。軽自動車には購入価格や維持費の面でのメリットがありますが、室内空間の広さや快適性を考えると、用途によって新車と中古車の選択肢をきちんと比較することがポイントになります。

私たちのバンライフでは、スズキのワゴンRのような軽自動車から始め、それをステップにして理想の旅の装備が整うハイエースにシフトしました。皆さんも、まずは試乗やレンタルで試してみるのがおすすめです。

購入を決める際には、保証内容やアフターサービス、車両の状態をしっかりと確認することが後悔しない選び方につながるでしょう。

自由な時間が増える50代こそ、新しい趣味やライフスタイルとしてバンライフに挑戦してみる価値があります。軽自動車での旅は小回りの利いた利便性と経済性が魅力ですが、それだけでなく「旅先の景色を楽しむための相棒」として選ぶ気持ちも大切。

新車・中古車の注目ポイントをしっかり押さえ、ぜひ自分たちらしい車中泊ライフを楽しんでくださいね。

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