フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。
本学では、三宅博之教授のゼミを中心としたグループがESD(持続可能な開発のための教育)の一環としてフードドライブ・キャンペーンに取り組んでいます。
フードドライブで集められた食品は、フードバンク北九州ライフアゲインを通じて、児童養護施設、ファミリーホーム、障がい者施設、薬物依存自立支援施設、アルコール依存自立支援施設、ホームレス自立支援施設、生活困窮者・(一部)子ども食堂、食育講座などに配布されます。
学内フードドライブを運営している学生さんにお話を伺うと、「食品は捨てられるためではなく消費するものです。消費できないものなら寄付をして北九州を明るくしていきたいのでご協力お願いします。」とおっしゃっていました。
取材を通じて、フードドライブ事業は「貧困をなくそう」だけでなく、「すべての人に健康と福祉を」「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任、つかう責任」「パートナーシップで目標を達成しよう」と、SDGsの17の目標と数多く関連し、繋がっている事業だということを知りました。