今回、私達が取材させていただいた「すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する」に貢献されている施設は、北九大生なら1度は利用されたことがあるであろう、『食堂』です。学生や教職員、そのほか大学の来校者など、様々な人に健康的で美味しい食事を日々提供してくださっている食堂の職員さんに、食事を提供していく上で欠かせられない水資源の利用に関して、日々気を付けられていることについてアンケート形式でお伺いしました。その結果、こまめに水道をしめたり、食器等は水をためて洗浄している等といった水を使いすぎないための工夫のほかに、水質汚染を防ぐという点においても、洗浄の際に水切りネット等を使用し、調理くずや食べ残しを水道に流さないようにしたり、洗剤を無駄にたくさんつけないようにされているなど、食堂の方ならではの工夫がなされていることがわかりました。普段食堂では食事を済ませるだけで終わってしまいがちな私達には見えないところで、水資源の持続可能性のためになされていたこれらの工夫は、私達自身の日常生活においても応用できるものばかりで、学びの多い取材となりました。