太鼓を通じて「核なき世界」を

  1. 16.平和と公正をすべての人に
  2. 4.質の高い教育をみんなに

地域共生教育センター(421Lab.)で活動する平和の駅運動プロジェクトは、2019年度で活動10年目を迎えました。第二次世界大戦時、小倉の街が原爆投下の第一目標地であった歴史的事実を重く受け止め、学生達ができることをモットーに、小倉の伝統芸能である“小倉祇園太鼓”を用いて、平和を訴える活動を行っています。
一番大きな活動として、8月初旬に八女市星野村にて原爆の残り火を採火した後、1週間かけて小倉から長崎までの230kmの道のりを自転車を使って運びます。最終日には、平和記念像の前で小倉祇園太鼓と共にその火を奉納しています。
また、こうした体験を自分達だけで終わらせるのではなく、小学生や高校生と共に平和について考える授業やワークショップも行っています。
先輩方、社会人サポーターの方など多くの人の力添えがあって、この活動が行えていることに感謝して、これからも率先して平和について発信していこうと考えています。

岸本 寧大 / 地域創生学群1年
皆川 愛良 / 文学部1年
村江 史年 / 地域共生教育センター1年
平和記念像の前で
自転車リレー