タイで90日レポート申請だ!Arrival Card No.やGPS情報の記載は不要?

タイで長期滞在する間に必要なことと言ったら3か月ごとの90日レポート(TM47)の申請。

私はタイの北部に住んでますが、タイ北部ではチェンマイの空港のすぐ近くに入国管理局があるのでそこで申請するか、チェンマイ市内のセントラルフェスティバル(chiangmai central festival)といった大型ショッピングモールに入国管理局の派出所があるので、そちらで行えますね。

過去この90日レポートの申請時には「家の位置を示すGPS情報」やタイ入国時に書く「Arrival Card No.」の記載をしてましたが、それらの記載はまだ必要なのか、現状と実際の申請時の様子をご紹介。

Arrival Cardがなくなった

またまたやってきました90日レポート。

このレポートには、いまだに「ARRIVAL CARD NO.」(入国カード番号)の記入欄がありますよ。

ここ最近タイを訪れてる人は分かると思いますが、日本からタイへ来る時、以前は飛行機の中で書いていた「Arrival Card」(出入国カード)はもう配布されません。

最初は、あれ?と思ってましたが、
タイへの入国自体に問題なかったのでその後忘れてました。

確かタイのスワンナプーム空港間近の機内でエアーホステスに「Arrical Cardってないの?」と聞いたら、もうない、と答えていただいたような気が...。

調べてみると、この入国カードは2022年7月頃に廃止されたようです。(感染症の影響で観光産業が落ち込んでいた時、その回復を目的として入国手続きの簡素化をしたのだとか)

今は使用されなくなったArrival Cardはこれ。
赤枠で囲ってるところにバーコードと愛数字のナンバーが書かれている

それでも90日レポートの申請では、申請書類にまだ Arrival Cardの番号記入欄があります。

(結論を先に言えば、何も記入する必要ないですが)、何を書けばよいのか入国時にPassport Controlで押してもらったスタンプに何か書かれているのか改めて見てみても特別な数字らしきものはない。

受け付けてもらえないとかトラブルがあったら嫌だなと思いつつ、考えても仕方ないので、そのままチェンマイのセントラルフェスティバルにある入国管理局の派出所に行くのでした。

私の場合セントラルの方が近いし、空港近くにある入国管理局は駐車場が埋まってる場合も多く、そうなると空港の駐車場に車を停めてそこから歩くことにもなって結構面倒、ということからちょっと避けたい。

Arrival Card No. は書かなくても良い?

90レポート申請書に未だにある「Arrival Card No.」は空欄でOK


こちらは90日レポートの申請用紙(TM47)。
まだ「Arrival Card No.」の入力欄がある

以前は上の方で掲載している出入国カードをタイ入国時に書き、そこにバーコードと一緒に書かれているナンバーをこの90日レポートの申請用紙に記入してました。

でもそもそも出入国カードがなくなったので「Arrival Card No」の欄は残っていても空欄でOKということのようですね。

申請時の様子とGPS情報

90日レポート申請時の様子を参考までに紹介しておくと、ビザの申請時も窓口に行く前にスタッフにより申請書の事前チェックが行われますが、90日レポートも同じ。

スタッフにパスポートと記入した申請書を渡すと、パスポートを開き記載内容に不備がないか申請書と見比べて、何やら書き込んでます。

見てみると、再入国の日付を改めて欄外に書いただけで特に何も言われず番号札を渡されるんですね。
(何のためにその日付か分かりませんが、一応事前チェックしてるよ、という印でしょうか)

また以前、チェンマイにプロメナダ(Promenada Chiang Mai)という、こちらも結構大きなショッピングモールがあった時期があり、セントラルに入国管理局の派出所が出来る前は、そちらに派出所がありました。

(感染症の影響時、お客さんが激減してつぶれてしまった ^-^;))

そこで90日レポートを申請していた時は、家の位置を示すGPS情報を申請書の欄外に書くように指示があり、毎回書いてましたが、セントラルで申請をする時からGPS情報は特に記載せずに提出してます。

毎回申請時には必要事項を記入してある申請書をプリントアウトして提出してますが、ある時、入国管理局に到着したときに、それを家に忘れたことに気が付いた。^-^;)

申請書は用意されてるので(日本でいえば住民票とかとりに市役所に行くと申請用紙が用意されているのと同じ)、そこでチャチャっと書いて、でもGPS情報は調べるのが面倒だったので未記入で出したら特に問題なかった、という感じです。

事前チェックのスタッフにも特にGPS情報の記載は要求されず、そのまま窓口の前のいすに座って、自分の番号札の番号が呼ばれるのを数分待つ。

GPS情報の記入は、バンコクで申請する場合に必要なのかどうか分かりませんが、チェンマイ入国管理局(のプロメナダに派出所があった時の)独自ルールだったかもしれません。

※)ビザ申請などのこれまでの経験上、担当によって細かなルールが存在することがある

証明書とオンライン申請

待っているとすぐ自分の番号が呼ばれ、見かけちょっと怖そうな窓口の係員に「番号札」、「パスポート」、「90日レポートの申請書」を渡す。

係員がPCの前でチャカチャカと何やら作業をしているのを目の前にしながら待つこと数分。

「はい、終わり」、ということで、パスポートと以下の書類(申請したぞという証明書)を渡されて簡単に終わりです。

これをなくさないよう、パスポートの中に入れておく。

(これがないとタイから出国するとき(たとえば日本への一時帰国時)90日レポートの申請をしているか分からず(つまり申請してないとみなされて)罰金を取られることになると思います)

ちなみに今ではオンラインでも申請が出来るようで、窓口の隣に「オンライン申請」の案内がありますね。

(写真撮っていい?と聞いたら、良いよ~、ということで以下掲載)

90 day report のオンライン申請サービスの案内

「おぉ、90日レポートもオンラインで申請できるんだ」と思いつつ、オンラインで申請した場合、その証明みたいなものはどうなるんだろうと聞いてみた。

どうやら申請用のサイトにアクセスし、その時メールアドレスを登録して、そのメアドあてに「申請したよ」という証明書が送られてくるとのこと。

オンラインで90日レポートが申請できると便利ですが、タイから出国する場合、出国時にスマホとかでその証明書を見せることになりますね。

でも「あれ?あの証明書どこやった?」とかなると、これまた面倒(スクショなどしてちゃんと取っておくなどして、すぐ見せられる準備が必要。でも忘れそうですね笑)というのと、タイのオンラインサービスは今一つ使うのに気後れしてしまう。

ビザの申請もオンラインで申し込み順を申請できますが(あくまで申請の順番の予約だけ。実際に申請するのは入国管理局の窓口に出向く必要がある。でもこの予約サービスもなくなる噂があったり...)、そのオンライン申請のページにアクセスできなかったり、利用したいと思ったとき何かしら躓くことも多い。

でも実際はどんな感じになるのか、次回の90日レポート申請時、試してみても良いですね。

空いてる時間帯

あくまでチェンマイのセントラルで申請する場合ですが、最初は午前中の早い時間(10時半とかだったかな?)ぐらいに行ってました。

そうすると申請前のチェックで、すでに10人とか20人の列が出来ていて、そこに並んでしばらく待つ、ということになりますよね。

でもある時気が付いた。

実際に90日レポートの申請が終わり、さてご飯でも食べに行こうかと見渡してみると、人が少なくなっている。

「むむ、これはもしかしたらお昼前ぐらいの方が空いてるのでは?」

実際前回は11時半ぐらいに行ってみたところ、
全然待ちがなく、速攻で申請ができました。

待つのが嫌、という場合には、少し遅め(お昼の少し前)ぐらいに行ってみるのが良いかもしれません。(また次回、試してみよっと)

では今回は90日レポートの申請と、それに関連する「Arrival Card no」の記入、GPS情報の記入についてでした。

参考になりましたら幸いです!

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