組織とチームの働き方

仕事を理由なく否定されたら|改善点を確認する方法と新人時代の経験

新人時代、市場動向を調べて図入りで作った資料を上司へ提出したところ、10秒ほど見ただけで「その図は意味がない」と言われました。なぜ意味がないのか、どこを直せばよいのかという説明はありませんし、当時の私は聞き返せず、資料だけでなく、自分の能力まで否定されたように受け取っていました。今なら、その一言だけ...
エンジニアの仕事術

利用頻度の低い機能のテストを省略した結果|3日後にシステムが停止

開発が遅れ、納期までの余裕がなくなったとき、私は利用頻度の低い周辺機能なら細かなテストを省略しても影響は小さいと判断しました。主要機能の確認を優先し、あまり使われない機能は後から必要に応じて直せばよい。そう考えていたのですが、3日後の負荷試験でシステム全体が停止する事態になりました。見落としていたの...
エンジニアの仕事術

人手不足を数字で伝える方法|不足60時間を示した実体験

仕事が増えているのに人は増えない。そんな状況で、以前の私は「このままでは厳しいです」「人が足りません」と上司へ伝えていました。残業も増え、現場が苦しくなっていたのは事実です。ただ忙しさを訴えるだけでは、何人を、いつまで加えれば状況が変わるのかまでは伝わっていませんでした。相談の仕方が変わったのは、別...
エンジニアの成長と思考

仕事で周囲に流されない判断|根拠を聞いて考えを変えた経験

学生時代、からかわれていたクラスメートを前に、私は周囲へ合わせて笑ってしまったことがあります。本当は違和感があったのに、自分も標的になるのが怖くて何も言えませんでした。仕事を始めてからも、周囲に合わせるか、自分の考えを伝えるか迷う場面はあります。ただ、相手の根拠を理解し、自分の判断を変えたこともあり...
エンジニアの仕事術

大きな仕事の分解方法|完了条件を決めて進めた現場経験

30年以上エンジニアをしてきましたが、「これは本当に終わるのだろうか」と計画表を見たまま手が止まったことは、一度や二度ではありません。特に数千人が利用するシステムの更新では、ログイン、データ連携、バックアップ、権限設定、データ移行など、確認することが次々に出てきました。全体をまとめて考えようとするほ...
エンジニアの仕事術

納期直前に判断を止める兆候|夜中に手が震えた現場経験

夜中のオフィスで、画面を見ながら手が少し震えていました。納期まで残り数日。修正した処理を反映してよいのか、同じ箇所を何度見ても答えが出ません。それでも当時の私は、まだ冷静に判断できていると思い込んでいました。今振り返ると、危なかったのは、確認しているつもりで実際には判断材料がほとんど増えていなかった...
組織とチームの働き方

チーム開発の役割分担はどう決める?10人の現場で学んだこと

チーム開発では、人数をそろえただけで仕事が進むわけではありません。設計が得意な人、実装が速い人、障害の原因を見つけるのがうまい人。同じエンジニアでも、力を発揮しやすい場面はかなり違います。私は30年以上システム開発に関わってきましたが、若い頃は「できる人なら何でもできる」と考えていた時期がありました...
エンジニアの仕事術

原因不明の不具合調査が進まないとき|5年前の仕様まで調べた経験

月に数回だけ、夜間バッチが止まる。毎回ではありません。大半の日は正常に終わるのに、ある条件が重なったときだけ処理が途中で止まります。ログを見ても、最初は原因らしいものが見つかりませんでした。原因不明の不具合を調べていると、技術的な難しさ以上に「本当に前へ進んでいるのか分からないこと」が苦しくなります...
組織とチームの働き方

若手の提案が潰された会議|何も言えなかった私が今ならすること

会議で若手の提案が強い言葉で否定されたとき、周囲にいる人はどう動けばよいのでしょうか。私には、若手エンジニアが勇気を出して提案したにもかかわらず、上司の一言で黙り込んでしまった場面を止められなかった経験があります。提案に問題があるなら、採用しない判断も必要です。ただ、理由を聞かずに退ければ、消えるの...
エンジニアの成長と思考

40代で会社を辞めたITエンジニアが、その後も技術を学び続ける理由

48歳で会社を辞めた直後、私は少しぼんやりしていました。長く勤めた会社を離れると、役職も担当案件も、社内で頼られていた立場も一度になくなります。自由になったはずなのに、「会社の外でも、自分はエンジニアとして通用するのだろうか」と不安になりました。それでも、新しい技術を調べて実際に動かすことだけはやめ...