組織とチームの働き方

チーム開発の役割分担はどう決める?10人の現場で学んだこと

チーム開発では、人数をそろえただけで仕事が進むわけではありません。設計が得意な人、実装が速い人、障害の原因を見つけるのがうまい人。同じエンジニアでも、力を発揮しやすい場面はかなり違います。私は30年以上システム開発に関わってきましたが、若い頃は「できる人なら何でもできる」と考えていた時期がありました...
エンジニアの仕事術

原因不明の不具合調査が進まないとき|5年前の仕様まで調べた経験

月に数回だけ、夜間バッチが止まる。毎回ではありません。大半の日は正常に終わるのに、ある条件が重なったときだけ処理が途中で止まります。ログを見ても、最初は原因らしいものが見つかりませんでした。原因不明の不具合を調べていると、技術的な難しさ以上に「本当に前へ進んでいるのか分からないこと」が苦しくなります...
組織とチームの働き方

若手の提案が潰された会議|何も言えなかった私が今ならすること

会議で若手の提案が強い言葉で否定されたとき、周囲にいる人はどう動けばよいのでしょうか。私には、若手エンジニアが勇気を出して提案したにもかかわらず、上司の一言で黙り込んでしまった場面を止められなかった経験があります。提案に問題があるなら、採用しない判断も必要です。ただ、理由を聞かずに退ければ、消えるの...
エンジニアの仕事術

納期に追われて判断を誤らないために|夜中の現場で手が震えた経験

夜中のオフィスで、画面を見ながら手が少し震えていました。納期まで残り数日。周囲から聞こえるのはキーボードをたたく音と、たまに漏れるため息だけです。「このまま進めて本当に大丈夫か」と考えているのに、焦るほど頭が回らなくなっていきました。『Dr.STONE』第4話を見たとき、司に見つかる危険を承知で決断...
エンジニアの成長と思考

40代で会社を辞めたITエンジニアが、その後も技術を学び続ける理由

48歳で会社を辞めた直後、私は少しぼんやりしていました。長く勤めた会社を離れると、役職も担当案件も、社内で頼られていた立場も一度になくなります。自由になったはずなのに、「会社の外でも、自分はエンジニアとして通用するのだろうか」と不安になりました。それでも、新しい技術を調べて実際に動かすことだけはやめ...
エンジニアの成長と思考

IT業界で生き残るには?戦わずに自分を守った現場の判断

IT業界で長く働いていると、技術力だけでは乗り切れない場面に何度も出会います。方向がおかしいプロジェクト、関わるほど消耗する人間関係、数年で価値が変わってしまう技術。私も以前は、こうした問題に正面から立ち向かうことが仕事への責任だと思っていました。ところが、最後まで踏ん張ろうとして心身をすり減らした...
エンジニアの成長と思考

英語を学ぶと人生は変わる?映画学習から海外交流へ広がった体験

社会人になって英会話教室へ通い始めたころ、私には明確な目標があったわけではありません。海外へ行ってみたい。外国の人と話せたら面白そうだ。そんな漠然とした憧れがあっただけです。教室へ通う一方で、当時大好きだった映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のシナリオを片手に、同じ場面を何度も見返しました。聞き...
組織とチームの働き方

顧客と開発の板挟みになったら?無理な要求から現場を守る方法

顧客から急な追加要求を受けたとき、そのまま開発へ伝えるべきか、断るべきか。会社員時代の私は、納品先と自社メンバーの間で何度も悩みました。顧客の要望を受ければ現場が苦しくなり、断れば関係が悪くなるかもしれません。実際、夜遅くまで調整メールを書き直しながら、返事を決められないこともありました。今回は、板...
組織とチームの働き方

昇進を断るのは逃げなのか?数年間迷って分かった判断基準

上司から昇進を打診されたのに、素直に喜べない。そんな自分を見て、「責任から逃げているだけではないか」と迷う人もいると思います。私もメーカーに勤めていた頃、「室長」という役職をすすめられながら、数年間にわたって断り続けました。私は技術や現場の近くで働くことが好きで、昇進すれば、自分らしい仕事から離れて...
エンジニアの成長と思考

プロジェクト中止から立ち直るには?数年の仕事が消えた後の実感

「このプロジェクトは中止になりました」会議室でそう告げられたとき、すぐには意味を理解できませんでした。何度も海外へ出張し、現地のメンバーと仕様を詰め、これから数年かけて育てていく仕事だと思っていたからです。自分のキャリアの中心になるかもしれない。そんな期待もありました。それが、現場とは別の判断で突然...