エンジニアの仕事術

原因不明の不具合をどう絞る?正常ケース比較から5年前の仕様へ戻った経験

以前、月に数回だけ夜間バッチが止まる不具合を調査したことがあります。毎日止まるわけではなく、正常に終わる日の方が多い。ログを見ても「ここが原因だ」と言えるものがなく、最初は実行時刻やサーバー負荷、処理するデータ件数などを疑いました。でも、それだけでは原因を絞れませんでした。そこで途中から、正常終了し...
エンジニアの成長と思考

50歳からピアノを始めて思うように弾けなかった|基礎へ戻り毎朝15分続けた経験

50歳になってから、ピアノを始めました。子どもの頃にエレクトーンを習っていたので、「昔やっていたし、少し練習すれば戻るだろう」と思っていたんです。ところが実際に弾いてみると、これが思ったようにはいかないんですね。独学だけではなかなか前へ進まないため、ピアノ教室にも通い、また休日にまとめて練習する方法...
組織とチームの働き方

顧客の追加要求をそのまま流さない|開発への影響を確認して返す対応法

顧客と開発の間に立つ仕事では、「これくらいなら対応できますよね」と追加要求を受けることがあります。以前の私は、その場で受けた要望をそのまま開発メンバーへ伝えるだけであり、それが調整役の役割だと思っていました。でもそれは調整ではなく、情報を右から左に流すだけ、単に丸投げになっていたと気づきました。この...
組織とチームの働き方

指示待ちチームが自ら提案するまで|沈黙を変えた3つの実践

「指示を出さないと誰も動かない」「問題が起きても、自分で判断しようとする人がいない」。以前、外注スタッフが中心の小さな運用チームを任されたとき、私はそんな状況に直面しました。会議で意見を求めても、返ってくるのは沈黙ばかりです。こちらが答えを出せば作業は進みますが、それを続けるほど、メンバーはますます...
エンジニアの仕事術

「なんとなくおかしい」をどう確かめる?配線ミスに気づいた手順

仕事をしていると、数値や画面には異常がないのに、「いつもと何か違う」と引っかかることがあります。私にも音楽系の部署で働いていた頃、周囲は問題ないと言うのに、スピーカーから聞こえる音だけが妙に落ち着かないと感じた経験があります。最初は自分の気のせいかもしれないと思いました。この記事では、その曖昧な感覚...
エンジニアの仕事術

「処理を速くして」の裏にあった本当の課題|30分の入力作業をなくした判断

業務システムの改善では、利用者から聞いた要望を、そのまま形にすればよいとは限りません。私も40代の頃、担当部署から「処理を速くしてほしい」と相談され、最初はシステムの速度を上げる話だと考えました。ところが、実際の作業について話を聞くと、本当に負担になっていたのは処理待ちではなく、担当者が毎日、同じよ...
エンジニアの仕事術

仕事で却下されたアイデアは捨てる?4年後に再提案した結果

仕事で出したアイデアが却下されると、「もう必要とされていないのだろう」と諦めたくなるものです。私にも、新人時代に作った請求書のデータ突合を自動化する仕組みが、ほとんど評価されないままお蔵入りになった経験があります。悔しさはありましたが、その案を完全には捨てませんでした。約4年後、今度は自分が要求仕様...
エンジニアの仕事術

AI開発で不具合が増え続けたら?正常版へ戻す判断基準

AIにコード修正を頼んだところ、最初の不具合は直ったのに、今度は別の機能が動かなくなる。さらに修正を重ね、気づけばどこから壊れたのか分からなくなった経験はないでしょうか。私もAIと対話しながらWordPressプラグインを作っていたとき、修正を急ぐあまり、正常に動いていた状態を見失いました。あちらを...
エンジニアの成長と思考

48歳で会社を辞めても技術を学び続ける理由|52歳の今も試していること

48歳で会社を辞めたとき、自分の価値が急に分からなくなった時期がありました。それまでは役職があり、担当している仕事があり、社内で頼られる場面もありました。ところが会社を離れると、それまで自分を評価してくれていたものが一度になくなります。「会社の外でも、自分は通用するのだろうか」そんな不安はありました...
組織とチームの働き方

チーム開発の役割分担|得意分野と責任範囲を決めた10人の現場

10人ほどで基幹システムの刷新を進めたとき、最初に悩んだのが役割分担でした。同じエンジニアでも、設計を考えるのが得意な人、実装に入ると速い人、全体のつながりを見るのが得意な人では、任せ方が違います。人数だけを見て均等に割ればよいわけではありません。そこで私は、肩書よりも普段の仕事ぶりを見ながら担当を...