【タイ】家族ビザの申請体験談!書類確認のトラブルでも最短記録を達成?

別記事でタイにおける家族ビザに必要な書類の説明をしてますが、その書類を携えて、今年もビザ申請に行ってきました。

書類さえ揃っていれば何がどうということはありませんが、何かトラブルになりそうな場合も出てきます。(今年はトラブルに出会いましたが、妻が大活躍!)

今回は実際の家族ビザ申請がどんな感じかをご紹介です!

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ビザの申請は予約できない?

まずはビザ申請の予約についてから。

予約が出来なくなった

タイのビザ申請では、申請時間の「予約できるもの」と「できないもの」があり、私が申請する家族ビザは「予約できないもの」なんですね。

2024年の申請までは予約出来ましたが(何日の午前中10時に予約とか11時に予約など)、これが2025年に入ってできなくなってます。

(なぜだ~!と心の底から叫んでる人も絶対多いと思います!)

順番待ちの番号札を持ってビザ申請を待つ人の様子
入国管理局の建物がまだ古かった時。
当時はこんなデッカイ順番待ちのカードをもらってじっと待つのでした。

他のリタイアメントビザなどは引き続き予約ができるようですが、申請数が少ないのか、タイプOビザ(家族ビザ)の申請は予約ができなくなり、これでは以前に逆戻り。

(チェンマイの入国管理局だけなのかな)

なぜ予約がなくなったのか、実は妻が電話で問い合わせしてますが、

「予約があると大変だから」

みたいな答えが返って来たそうです。

「いや、予約があれば順番にやればいいし、時間配分も考えられるから仕事しやすくなると思うんだけど...」と不思議そうな妻ですが、「家族ビザは確認する書類が多いので予約時間通りに進められない」などから予約をやめてしまったのかも。

業務開始前には並んで待つ

こうなると、申請に行ったとしてもいつ自分たちの順番が回って来るかもわからず、家族ビザでは書類の確認時間もかかるので、何組も前にいると「その日のうちに順番が回ってこない」というかなり嫌な可能性も出て来ちゃうんですね。

ではどうするか!?

それはもう、以前のように朝7時ぐらいには到着するように家を出て、入国管理局の業務開始以前から並んで待つ、ということになります。

早朝の薄暗い時間にイミグレーションへ向かう車窓からの風景
昔は朝6時半~7時前には到着するよう家を出ていた(周りはまだ薄暗い時)

かなり以前は朝早くに家を出て、
6時半ぐらいには入国管理局のに辿りついてました。

(いや、これはちょっと気合が入り過ぎ ^-^;))

その時間ではまだ外の門が開いてなく、そこで他の国の方々数人とじっと待ち、7時とか7時半ぐらいに門が空いて、一応建物の中の待合室に入れてそこで更に待つ、みたいな感じでした。

やはりビザ申請は朝早く!

早く行くにしても車で行く場合、以前は入国管理局近くのチェンマイ空港の駐車場に一旦停めて、そこから徒歩で入国管理局まで歩いて門の前で待つ、ということをしてました。

GrabでGo!

「兎に角、早く行って、必ずその日のうちに終わらそう!」が合言葉。

でも自分たちの車で行くのは結構面倒なこともあり、どうしたものかと考えていたら、実はGrab(タクシー)も時間予約できるようになってるのを思い出します。

「そうだよ、Grabで朝6時半とか7時に予約して行けばいいんだ!」

ということで、今年はGrabで入国管理局に行きました。

到着は朝7:30!

チェンマイ入国管理局の正面にある看板とタイ語の表記
チェンマイ空港近くにあるイミグレーション(入国管理局)。
タイ文字が凄くカッコ良く見えますよね!

入国管理局の敷地内に入ると、感染症対策のチェックゲートがあり、そこを通ったところに最初の受付があるので「何の申請に来たか」を告げます。

「ビザの申請に来た」など言うと、
そこでそれ用の順番待ちの紙の番号札がもらえるんですね。

※)参考:
ビザ申請と共に再入国の申請もする、という場合には、ビザの申請が終わった後、再びここで再入国申請の番号札をもらうことになります。

書類の事前チェック場所で待つ

受付で番号札をもらった後は、用意した書類の事前チェックがあり、入国管理局の建物の外に書類チェック用の場所が設けられているので行くと、すでに20人ほどの人が椅子に座って待ってました。

みなさん、気合が入ってますよね!
と思いつつ、私たちもそこに座って待つことに。

(入国管理局の開庁は午前8:30。大体1時間ほど待つことになる)

チェンマイ入国管理局の屋外に設けられた書類確認用の窓口
外に設けられた書類の事前確認の場所。建物の中みたいに見えますが、実は屋外。窓口は3つある。

iPadでゲームをしながら待つだけなので1時間ぐらいはすぐ経ちますが、番号が呼び出され始めて分かったのは、昨日さばききれなかった人たちが最初だったこと。

多分昨日の午後にここに来て時間切れ、みたいな感じだったのでしょう。それにしてもその日のうちに終わらないのは結構辛いですよね。^-^;)

番号札でトラブルに

みんな大変だな...なんて思いながら待っていると割と早めに私の順番も来て、用意した書類を出してその場の担当の方のチェックが入ります。

新たなフォーマットが追加されていた

ここで別記事で紹介しているように以下が知らされ、更にコピー漏れ(通帳の一部)の指摘があり、それでも入国管理局の建物内に行ってOKと言われました。

  • 「STM.9のフォーマットが変わったこと」
  • 「STM.11が新たに追加されたこと」

後ろ手にある棚から「STM.9」, 「STM.11」を探して改めて記入し(氏名や日付、滞在理由など簡単な記入なので楽ちん)、妻は通帳のコピー漏れもチャチャッとコピー。

(コピーする場所はすぐ近くに用意されているのだ)

その後は勇んで入国管理局の建物内に入り、正面の受付に行くわけですが、実は今回、ここからが結構大変でした。

  • 1)(受付担当)「外の書類チェック場所で番号札を受け取ってきてください」と言われる
  • 2)(私たち)「いや、その場所で、こちらに行きなさいと言われたんです」と主張
  • 3)(受付担当)「いや、番号札がないとダメなんです」と言われる
  • 4)(私たち)「いや、その場所で書類の確認は終わり、こちらに行きなさいと言われたんです」と改めて主張

数回このやりとりがあり(というのも、いったん戻るとかなり時間がかかるのを直観的に妻も私も知ってるからですが)、それでも受付担当の言われる内容が変わらないことから仕方なくまた書類確認の場所に戻るんですが...

長い列と妻の奮闘

戻ってみると、家族ビザのチェック担当窓口には6,7組の列ができてるじゃないですか。

「これは30分や1時間は待つことになるかも...」

という考えが瞬間頭をよぎり、
妻の顔もみるみる険しくなるのが分かる。

妻は担当窓口が一瞬空いたところを狙って「言われた通り建物内の受付に行ったら、こちらで番号札をもらってくるように言われた」と元気に主張。

すると「ちょっと待ってて」と言われるので、一旦引き下がります。

一向に進まない列を見ながら妻に「どうしろって言われた?」と聞くと「ちょっと待っててッて。それ以外はわからない」と少々お疲れのご様子。

10分ほど待ってたでしょうか。
暫く列のそばで待ってても一向に声がかからないので、妻は別の窓口の列が途切れた瞬間を狙って、

「建物内の受付で番号札が必要と言われたんです。もう書類のチェックはさっき向こうの窓口で終わってるんですけど、どうしたらいいですか」

など、その窓口の担当に主張。

すると、その別の窓口の担当から実際の担当に声がかかり、やっとのことで新たな番号札がもらえました。

(妻の「絶対今日中に終わらせるんだ」という気持ちと行動が凄い。私だけだったら列の最後に並んで、ボーっと1時間ぐらいは普通に時間をつぶしてそう)

申請は最短時間だったかも

番号札を持ち、あらためて建物内の受付に行くと「あちらで待ってて」など言われて待ちますが、番号的には私たちの前に二組ぐらいいそうなのが分かります。

なぜか別の窓口から呼ばれる

家族ビザは8番の窓口で、
そこではカップルが窓口の担当と割と長い間あれこれ話してるご様子。

「今度こそ、30分や1時間は待つことになるのかな...」

など考えながら眺めていると、
別の窓口の女性から私たちの番号が呼ばれます。時間は午前の10:30頃。

「あれ?なぜに関係なさそうな窓口で呼ばれるんだろう...」と思いつつ、種類を持って妻ともどもその窓口に行くと、その担当が家族ビザ申請用のチェックをしてくれるという。

実際書類を出すと、その担当の書類チェックが早い早い。

1枚1枚パッパッパという感じでめくりながら、手書きのサインを入れたところに入国管理局のスタンプをパンパンパンという感じで押していく。

(失礼ながら、とてもタイの方の仕事ぶりとは思えない)

書類確認のスタンプを押しながら、サイン抜けが数か所あり、「はい、ここにサイン入れてね」などしながら次々とさばいていきます。

素早い対応で新記録?!

その後担当は妻とたまにタイ語で会話を交わしつつチェックを進めてましたが、家族写真のところに来た時、私が妻に「毎年5枚だけど今年は6枚だよね。これでも良かったのか聞いてみて欲しい」と小声で話しかけたところ、この会話もしっかり聞いていたようで、即、

「5枚でも6枚でもOKです」(ニコ)

と答えが返って来たのには「え?!?」という感じでびっくり。

書類全てのチェックが終わったのが午前10:45ごろでした。
(8番窓口を見ると、まだ先ほどのカップルが何やら担当の方とやりとりしてました。)

※)この後パスポートに「いついつに再び入国管理局に来ることを条件に滞在を許可する」みたいなスタンプが押され、実際指定された日に再び入国管理局を訪れて、1年有効なビザのスタンプを押してもらうことになります。

今回はコピー含めて書類ニ部の全てのチェックを15分ぐらいで終えてますが、過去では30分は普通にかかっていたと思いますので、結構不機嫌だった妻も「今回、すごく早かったね!」とニコニコ顔に大変身。

(やはりそこは微笑みの国)

その窓口の方の服装を見るに、
その場の少しお偉いさんのような雰囲気の女性の方。

その後、今回は一時帰国も近くに控えていたので再入国の申請もしましたが、こちらは改めて書類の事前審査⇒入国管理局の建物内での申請、という同じ流れの中で進み、全てが午前中の11:30前には終わってました。

気を利かせてくれたかも

目標通り午前中にはすべてが完了!

さてGrab(タクシー)呼んで帰ろうか、と、入国管理局の外に向かって歩き出すと、私たちの書類をチェックしてくれたあの「仕事の早い女性」の方が同僚らしき方と入国管理局の入り口方向から歩いて来ます。

最初気が付きませんでしたが、「終わりましたか?」と微笑みながら声をかけてくれて、「あ!あの仕事が出来る女性の方だ」と気が付いて、「終わりました!ありがとうございます」とお礼を言いつつ、微笑み返し。

「良く顔を覚えてくれてたよね」
「声をかけてくれるなんて初めてだね」
「顔に特徴があったのかな(笑)」

など妻と話してましたが、持ち場を離れてフラフラした感じがしたことから、もしかしたら最初のトラブル(番号札がもらえてない、こちらに行ってと言われた、それでもまた書類確認の場所に戻らないといけない、といったトラブル)を見ていた、その場所を監督している方であって、気を利かせてくれたのかもしれません。

まとめ

以上、今回の家族ビザ申請の様子、顛末でした。

家族ビザ申請の予約がなくなったのは凄く残念ですが、まぁ、そこはタイ。またすぐ復活するかも知れませんし、復活しなくても今年のようにすれば問題ないと改めて認識も出来て良かったです。

家に帰ってから、今回追加された書類含めて、提出書類のリストをまとめ直したりしましたが、私の方から「今年の補足資料はSTM2,9,11だったよね」と確認のために聞くと、「今年はそうだね」と暗に「来年はどうなるか分からないけど」と言ってる妻がそこにいました。

まぁ、タイですから。
細かいことは気にせず、何かあれば柔軟に対応する!っていう感じが良いですね。

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