ソンクラーンが静かでびっくり?2025年バンコクの様子と家庭で見た伝統行事

2025年のソンクラーンでは、直前に日本に一時帰国した関係上、我が家の経済的な事情と、あまりに家を空けると愛猫たちが心配などあり、チェンマイにとどまっているつもりでした。

でも親戚の皆さんから「おいでおいで」と誘われるし、皆に顔を見せたいし、ということで、今年は急遽チェンマイ-バンコクの日帰り旅行を計画!

今回はそうした中で体験した「バンコクのソンクラーンの一日」や「家庭におけるソンクラーンの伝統行事の様子」などをご紹介です。

ソンクラーンは日本人からすると単なるお祭りに見えるかもしれませんが、タイでは新年でもあり、タイの伝統的な文化が凄く息づいた期間であることも分かるかと思います。

バンコク日帰り旅行を決めた理由と旅の流れ

まずはソンクラーン時期にバンコクに行くことになった経緯から。

親族の集まりに誘われて帰省を決意

毎年ソンクラーンの時期にはバンコクで親戚一同が集まることも多いです。でも今年は直前に日本への一時帰国もあり、「忙しい&出費が多い時期」といことで戻る予定にはしてませんでした。

妻はそうした事情を以前から親戚たちに伝えていたようですが、それでも親戚から、

「来ないの?ねぇ、来ないの?」
「本当に来ないの?いやいや来なさいよ」

など、強いお誘いがあったようですね。

妻は勿論、私もとてもお世話になってる方でもあり、また妻は新たな出費を気にして遠慮してたところもあって実際には帰りたい雰囲気を漂わせてました。

ここは私が決断せねば、ということで、AirAsiaのフライト料金を調べることに。

ソンクラーン時期は航空券が高騰することもあるので、少しでも安く行ける日程がないかチェックしてみました。

ソンクラーン時期のAirAsia料金相場

ソンクラーンはタイにおける新年

(※ TVを見ればキャスターたちが「新年おめでとう」(サワディーピーマイ)という挨拶から番組が始まります)

この時期は日本で言えば年末年始やゴールデンウィーク、お盆などと同様、連休の繁忙期にもなるので、飛行機代も通常よりグンッと跳ね上がるんですね。

そうしたことを妻が気にしていたわけですが、
AirAsiaは「手荷物だけ」「預け荷物無し」の場合では、通常バンコク-チェンマイの往復で「二人で約4千バーツ」(1万6千円ほど)ほど。

でもソンクラーンの時期は普通に倍ぐらいともなり、今回チェックしてみると二人で約8千バーツ(3万2千円ほど)

ちょっと前に日本に一時帰国して盛大に出費していたので、私自身も「5万円を超えるぐらいならどうしようかな...」なんて思ってました。

でも3万円台と聞いて「なら、行っちゃえ!」ということで、急遽バンコク旅行が決定!

バンコクに戻ると言っても、やっぱりホテル代とか気になりますし、家を空ける日が最近多いので我が家の猫たちが心配ということもあり、「今回は日帰り旅行が良い」と二人の意見が一致です。

でも、私としては、バンコクに戻るからには親戚で集まって行われる行事(法事など)に参加したり、妻には「なるべく長い時間みんなと話をして楽しんで欲しい」ということから、以下のスケジュールで往復することになりました。

  • 4月13日(日)08:27AM(チェンマイ) – 9:23AM(バンコク)
    ※)搭乗時間:07:45AM
  • 4月13日(日)10:15PM(バンコク)- 11:10PM(チェンマイ)
    ※)搭乗時間:21:30AM

朝早くでて、夜遅く戻る、という結構ハードなスケジュール。

通常バンコクに戻る時は、親戚の家に泊まったりホテルに泊まったりで少しゆっくりしますが、バンコク日帰りは実は今回が初めて。

そうこうしている内に計画した出発の日、4月13日がやってきます。

AirAsiaの手荷物制限:一眼レフが持ち込めなかった話

空港へは毎度タクシーで行くわけですが、
妻は心配性で国内線でも搭乗時間の2時間ぐらい前に着く勢いで家を出ます。

今回の搭乗時間は朝7:45。
6時ぐらいには空港に着くように家を出るので、4時半とか5時には起きないといけません。

朝早く行くのは良いですが、
この「早く起きる」のが昔も今も結構辛いのです。

というのも、前日は「明日の遠足が待てない子供」みたいな気分になって、妻も私もほとんど寝れず、ウトウトしてやっと寝入ったと思ったらすぐ起きる時間、みたいな感じになるんですね。

それでも、折角バンコクに戻る、しかもソンクラーンといった特別な時期、ということで「写真もしっかり撮りたい」と、起きてすぐに最後の準備として「愛用の一眼レフ」を取り出してバッテリーの充電とかしてました。

そうこうしている内にタクシーも来たので、そろそろ出かけるかという正にその時、妻から「今回はAirAsiaだからカメラは持って行けないよ」と言われ、ハッと気付きました。

※)重量制限は7kg:手荷物の合計重量で計算する

日帰り旅行と言っても、iPadやスマホなどの電子機器やお財布などを入れたバッグに、日本への一時帰国で大量に買ってきた沢山のお土産、更にソンクラーンなので水に濡れてもいいように着替えも2セットなど入れた小ぶりのスーツケースを用意していて、それなりの荷物を持ってます。

一眼レフではなくコンデジタイプにするべきだったと気が付くわけですが、充電もしてないし、もう出ないといけないから間に合わないと、こちらも断念するしかありません。

結局カメラはiPadで代用(結構綺麗に撮影できますからね)としつつも、かなり不機嫌な感じが顔に出ていたと思います。

タクシーに乗り込み空港に着くまで、
私と妻との間には無言の時間が流れたのでした。

このように、AirAsiaなどLCCを使う場合は、手荷物の重量制限に注意が必要です。特に私のように一眼レフのような重い機材を持ち歩きたい場合は、事前に「バッグ全体」の重さを確認し、必要であれば軽量カメラへの切り替えや荷物の見直しを検討しておくのが安心です。

いざバンコクへ!フライトが楽しい

ちょっとした気まずさはありましたが、空港に着く頃には普段の空気に戻っていました。

フライト前は何かと慌ただしくなりがちなので、やっぱり早めの行動が気持ちにも余裕を持たせてくれますよね。

離れ離れの二人

そして搭乗時間にもなり、
座席の後ろから「Zone1」「Zone2」「Zone3」と別れて順番に搭乗となります。

AirAsiaの搭乗開始前の風景。係員がZone1, Zone2, Zon3のパネルを準備している。
AirAsiaのスタッフが、Zone1, Zone2, Zone3のパネルを準備する。
この準備が始まると搭乗時間はもうすぐ、という印。

(自分はどのZoneかは搭乗券に書かれてます)

搭乗後は座席に着くわけですが、なんと私と妻はお互い端の席。

飛行機内のレイアウト。
妻も私も窓際の席で、端と端と離ればなれ。
妻も私も窓際の席。端と端で遠く離れてます。

座席の番号まで気にしてませんでしたが、
割とギリギリで予約したせいか、二人は隣同士ではなく、なんと左端と右端と思いっきり離れてます。

座席予約は妻がしてますが、
狙ったわけではなく今回偶然こうなりました。

席に座ってすぐお互い「ハ~イ」みたいに端と端の遠くで手を振り合ったりして、今まで経験したことない新鮮な楽しさ。

私たちの席は端と端になりましたが、実は結構空席がありました。AirAsiaの予約システムの関係なのか、隙間なく順次席を埋めていく、となってるのかもしれません。

ソンクラーンの連休では、バンコクからチェンマイに遊びに出かける人は多いですが、その逆(チェンマイからバンコク)は少ないようですね。

昼間のフライトなので外の景色が見えるのは嬉しいですし、バンコクまでは1時間ぐらいなので、離れていても特に気になりません。

AirAsiaからの外の眺め。チェンマイ上空で、街並みと雲が見える
チェンマイ上空の外の景色。下に街並み、上には雲と、見ていて全然飽きず楽しい。

ソンクラーンならではのグッズ

チェンマイ – バンコク間は1時間ほどなので、ゲームしてると「あれ?もう着いたの?」みたいな感じですが、座席前のポケットなどもチェックしてみるのがおすすめ。

AirAsia機内で撮影。座席背面には「Inflight Pick-up」というサービス案内の広告が表示されていた。
旅行の記録として撮影したもので、販売や紹介を目的としたものではありません。

AirAsiaのこの便では、席の背面に「Inflight Pick-up」として英語とタイ語で広告がありました。これは搭乗前にアプリとかで購入し、それを機内で受け取れるサービスのこと。

(購入したものは機内でキャビンアテンダントが持って来てくれるので、なにか特別感がありますよね!)

また今回はソンクラーンの時期だけに、でっかい水鉄砲をもって「今年のソンクラーン、準備万端で突撃だ!」みたいな表示もあり、ソンクラーンでは必須にもなる「防水ポーチ」の案内も描かれたりしてます。こうした季節感の演出もタイらしいですね。

他にもソンクラーン専用グッズの案内もあったりしますので、ソンクラーン時期に飛行機に乗る場合には、一度チェックしてみると普段と異なるタイの文化にもふれられて面白いと思います。

バンコクの水かけが減少?ソンクラーンの変化

バンコクのドンムアン空港に到着し、
普段なら親戚が車でお迎えに来てくれるんですが、ソンクラーンの時期はみな忙しい。

ソンクラーン時の午前中のドンムアン空港内の様子。自動掃除ロボットにもソンクラーン用の飾りが付けられている。
到着したドンムアン空港の様子。
ソンクラーンだけに、自動お掃除ロボットにもソンクラーン用の花輪が掛けられているのが素敵。

タクシーがガラガラでびっくり

ということで、今回は電車(RedLine)を使って家まで帰るか、なんて話をしてましたが、駅まで行ったり駅からまたタクシー捕まえて、とか考えると、「直接タクシーで行くのが楽かな」と意見が一致しました。

でもソンクラーンの時期なのでタクシーも激込みかも、なんて言いながら空港のタクシー乗り場に行くと、これが実はガラガラ状態

実際その時は私たちしかお客さんがいなくて、「あれ?」という感じで速攻で乗れました。

そのまま家族の集まりへと行くのですが、その途中で何か違和感を感じるんですね。ソンクラーンのはずなのに、バンコクの街中が驚くほど静かでした。

例年なら通りの所々で車めがけて水を撒いてる人を見たものですが、それが今年は全然ありません。まるでソンクラーンではなく普段の日のような感じです。

「毎年こんな感じだったっけ?」と妻と顔を見合わせるほどでした。

水かけはどこ行った?

そんな話をしていたら、バンコクに住む親戚たちも、

  • 「いや、今年は外は静かだよ」
  • 「サイアム(サイアムスクエア)とかカオサン(カオサン通り)とか、そうした場所で盛り上がってるんじゃないかな」

というお話し。

どうも、バンコクで水かけを楽しむのは、以前からソンクラーンフェスティバルで多くの人が集まるエリア(サイアムスクエア、シーロム通り、カオサン通りなど)に、より集中していて、街中での水かけは減ってるみたいですね。

何年か前のサイアムスクエアのソンクラーンの様子。人手が非常に多い。
何年か前に訪れた、ソンクラーン時期のサイアムスクエアの様子。
人が多すぎてまっすぐ歩けないぐらい。この人混みの中で水鉄砲で撃ち合ったりするのだ。

折角のソンクラーンなのに、何かバンコクの町の活気が薄れているようで寂しい感じもしましたが、家の中では伝統的な行事もあったりするので、家族との時間をより重視する傾向になってるのかもしれません。

※)チェンマイに戻って来た後にTVで見ましたが、やはりサイアムスクエアとかカオサン通りは例年通り、人で埋め尽くされてメチャ込み状態。チェンマイのターペー門あたりやニマンと同じでした。

関連記事はこちら)
2025年チェンマイのソンクラーン体験記!貸切タクシーで回った旧市街・ニマン・MAYAの現地レポート

ソンクラーンの伝統行事とは

街中の静けさには違和感を感じつつも、
無事バンコクに到着して一安心。

楽しい1日の始まり

バンコクでは親戚の懐かしい顔ぶれが、ワイをしつつ出迎えてくれました。

※)ワイとは、両の手を胸の前で合わせて敬意を示すタイ式の挨拶のこと。

タイでは親戚同士でも久しぶりだと凄く丁寧にワイをしてくれたりしますし、それを見るだけで再会を楽しみにしていた様子も伝わってきて、暖かい家族文化だなと感じますよね。

ちなみにこの前日、チェンマイにいる時にチェンマイ駅に寄って「今から電車でバンコクに戻るよ!」なんて、妻が駅のホームで自撮りを家族に送ってました。冗談だと分かっていても「電車はどうだった?」など笑いながら聞いてきます。

こうした軽いやりとりも、タイの人たちのユーモアだったり暖かさが出ていて、こちらまでホッコリしてしまいます。

あわせて読みたい)
チェンマイ駅の現地レポ!駅舎と象と天上人と~のんびり旅の入口~

お坊さんを招いてお経をあげる

集まり場所には10時半には着いていて、談笑したり、折角なのでとみんな集まって集合写真を撮ったりしていると、11時前にはお坊様が到着

先祖のためにお経をあげてもらうわけですが、ソンクラーンの時期では家庭によってはこうしてお坊様をお招きする場合も多いようです。

※)全ての家庭でお坊様をお招きしている、というわけではないようです。

割と古い家(あるエリアに親戚含めて家が集まって暮らしている家系など)ではそうしたこともあり、そうでない家庭は寺院にお参りする(お布施(タンブン ทำบุญ)をする)のが一般的なようです。

今回は、長椅子にお坊様が座り、周りに親族が囲み、そこでお経をあげてもらってます。

この儀式は大体1時間弱ぐらい行われ、
その後お坊様には感謝の印として食事をお出しします。

この「食事をお出しする」というのも実はタンブン(お布施など功徳を積む)の意味があり、タイ語では「タワイ アハーン」(ถวายอาหาร)と呼ばれているようですね。

ロットナム・ダムフア:年長者の手に水をかける儀式

お経の儀式、食事も終わり、お坊様がお帰りになった後は、年長者への儀式が始まります

この儀式は「ロットナム・ダムフア」(รดน้ำดำหัว)と呼ばれ、ソンクラーンの期間に各家庭で行われる伝統的なものになりますね。

祖父母、両親など年長者が椅子に座り、その方たちに対して、小さなお椀で水を汲んで手にそそぎつつ、健康や長寿などをお祈りする、というもの。

年長者の手に水を掛ける儀式「ロットナム・ダムフア」。ジャスミンの花輪も一緒に捧げているところ。
タイの新年に行われる「ロットナム・ダムフア」。年長者に感謝を込めて水を手にかける、温かい伝統行事。

この儀式は、例えばその場に20人いたら、その20人が順にお水を手に掛けてお祈りするので、実はお祈りされる側も結構大変かもしれません。

でもお祈りされる側も「幸運がありますように」など声を掛けつつ、桶に手を浸してその水をお祈りしてくれる人の頭にパッパッとかけたりしてお祈り返しをします。

人によってはお祈りしつつその場で会話をして、久しぶりの再会を喜び合ったり、私の場合も「よしよし」みたいに喜んでいただけて言葉をかけてくれたりすると、お話しされるタイ語はよく分かりませんが、やはりジーンとくるものがありますね。

普段冗談ばかり言って騒いでる人たちも、この時ばかりは神妙にお祈りする姿が凄く印象的。

ちなみに上の写真では、タイの寺院や祠、タクシーの中などで見かける飾りのようなものを一緒に捧げてますが、これは「ジャスミンの花輪」。

この花輪には敬意や祝福の気持ちが込められ、この儀式に添える場合と添えない場合(特に用意してない場合)があるようですが、タイの文化が良く表れてますよね。

ソンクラーンの夜は親族みんなでカラオケパーティー

お経を上げたり、お水を手に掛けたりする儀式が終われば、その後は延々と続くパーティーが待ってます。

昼間であれば、家庭用のプール(6人用ぐらいの大きさかな?)を置いて、子供たち含めて大人もそのプールで水浴びしたり涼んだり。

当然のように大型の水鉄砲も登場して、
プールに入ってない人達同士で水を掛けあったりで大はしゃぎです。

段々疲れてくると、1室に集まって、食事やカラオケが始まります。

タイの人もカラオケが大好きで、ショッピングモールのイベントスペースなどではいきなり多くの人の前でカラオケをしてる場合もありますし、日本にあるような個室のカラオケ屋さんや女性スタッフが付くタイプのカラオケ屋さんもあるようです。

親戚の人たちもカラオケが大好き。
外に行かなくてもカラオケができるように、家の中で利用できるサービスがあるんですね。

私も「何か歌え」とか「これ日本の歌だから歌え」など声がかかり、「昴」(すばる)とか「Sukiyaki」(上を向いて歩こう)、「ドラえもんの歌」など歌ったことがあります。

(これらの歌はタイでは良く知られている)

歌は上手くないので結構恥ずかしいですが、タイの人はそんなのお構いなし。少しでも「あ、知ってる」という曲は、ローマ字で表示される歌詞を読みながら一緒に歌ってくれたりして盛り上がりますね。

深夜のチェンマイ空港は大混雑?!日帰り旅行の落とし穴

そんなこんなしていると時間もドンドン経過して、空港に行く時間が迫ります。

スムーズな搭乗

今回はドンムアン空港10:15PM発のチェンマイ行き。

搭乗時間は21:30AM

普段なら国内線でも搭乗時間2時間前には空港に到着するような勢いですが(特にバンコクはチェンマイ以上に渋滞が気になりますので)、今回はギリギリ引っ張って、1時間前ぐらいに到着するように出発。

やっぱり日帰りとなると名残惜しいですよね。

妻にしてみれば、後ろ髪がすごく引かれるような感じだったと思いますが、親戚の車で空港まで送ってもらい、丁度1時間前となる20時25分にはドンムアン空港に到着。

チェンマイ空港にはなかったと思いますが、ドンムアン空港のAirAsiaのカウンターでは、以下のようにソンクラーン用の飾り付けがされていて、何かホッコリとした感じにもなりました。

空港でのソンクラーンの飾りつけ
空港で見かけたソンクラーン飾りの一例。
こうしたところにもタイの文化が現れますね。

時間的には特に走ったりすることもなく、
チェックインから搭乗まで全く問題なく飛行機に乗れて、愛猫たちの待つチェンマイへと戻るのでした。

ちなみにドンムアン空港でも、ソンクラーン時期には以下のように空港内に仏像が祭られ、上の方で見たように「水を掛ける儀式」(ロットナム・ダムフア)が出来るようになってます。

(この場合は右下に見える金色の器に水が入っているので、そこから小さなお椀で水をすくって仏像にかけ、祈願します)

ソンクラーン時期にドンムアン空港に飾られる仏像。水の入った金色のお椀があり、ロットサム・ダムフアの儀式が行えるようになっている。左に見えるのはソンクラーン用に写真撮影スポット。
ドンムアン空港のソンクラーンの時期の様子。
ソンクラーン用の写真撮影用スポットと、ロットナム・ダムフアのための仏像とお水の入った器が飾られている。

写真左には、ソンクラーン用の記念撮影ができるように撮影スポットも用意されてますね。

チェンマイ空港は大混雑

さて、無事ドンムアン空港から飛行機に乗りチェンマイに戻るわけですが、バンコクに来る時、結構空席があったものの、バンコクからチェンマイは満席状態。

ある程度予想はしていたものの、

「遅い時間にしても、やっぱりチェンマイ空港は混雑しそうだな...」

なんて思いつつ、帰りの飛行機は妻と私は隣同士の席となり、「はぁ、疲れた」なんて言いながら仲良くチェンマイへと戻ります。

そして大体1時間後ぐらいの23時半前にはチェンマイ空港に到着。朝早くから夜遅くまで、思えば結構ハードな1日でした。

「やれやれ、チェンマイに戻って来たよ」
「あとはタクシーで帰ればいいだけだね」

タクシー乗り場の受付に行って、タクシーに乗るべく空港の出入口から外に出てみると、これがタクシーを待つ人でごった返しの超劇混み。しかも雨が降ってる!

チェンマイ空港のタクシー乗り場は、まず空港出入り口付近のタクシーサービスカウンターで受付をして番号の書かれた紙をもらいます。その紙を出口あたりでタクシーをさばいている係の人に渡し、後はその番号が呼ばれるのを待つ、という流れですが、この日は10組以上待ち。

普段ならそれほど時間がかからないと思いますが、この時は深夜でしかも雨が降ってることから車の移動スピードも遅くなるのか全然タクシーが戻ってこない

待つ人が溜まる一方で、出入り口付近は人であふれかえってます。

「やっと1台帰って来たよ...」
「なかなか来ないな...」

など思いながら、30分以上は立ちっぱなしで待つことに。疲れもピークに達しますが、それでもなんとかタクシーの順番が来て我が家に戻れました。

家に帰ると、愛猫たちが出迎え!
(おやつが欲しいと寄って来るだけだったりしますが)

その愛くるしい姿にホッとしつつ、
シャワーを浴びて明日のために眠りにつくのでした。

お疲れさま!

まとめ

今年のソンクラーンは、日本への一時帰国のすぐ後ということもあり、最初はチェンマイでゆっくり過ごす予定でした。

でも親族の暖かくも、ある意味強引なお誘いにつられて日帰り旅行をしましたが、久しぶりに親族と会い、またソンクラーンの伝統行事にも参加できたのはとても良かったです。

会社勤めをしている方などでは、すぐゴールデンウィークが来るのでこの時期お休みが中々取れないと思いますが、もしソンクラーン時期にタイを訪れることがあれば、水かけだけでなく寺院などにも訪れて、タイの現地の人が行っている伝統行事にもふれてみると、何か日本と通じる部分があるな、と感じるかもしれません。

来年のソンクラーンも、素敵な時間になりますように!

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