エンジニアの成長と思考

IT業界で生き残るには?戦わずに自分を守った現場の判断

IT業界で長く働いていると、技術力だけでは乗り切れない場面に何度も出会います。方向がおかしいプロジェクト、関わるほど消耗する人間関係、数年で価値が変わってしまう技術。私も以前は、こうした問題に正面から立ち向かうことが仕事への責任だと思っていました。ところが、最後まで踏ん張ろうとして心身をすり減らした...
エンジニアの成長と思考

英語を学ぶと人生は変わる?映画学習から海外交流へ広がった体験

社会人になって英会話教室へ通い始めたころ、私には明確な目標があったわけではありません。海外へ行ってみたい。外国の人と話せたら面白そうだ。そんな漠然とした憧れがあっただけです。教室へ通う一方で、当時大好きだった映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のシナリオを片手に、同じ場面を何度も見返しました。聞き...
組織とチームの働き方

顧客と開発の板挟みになったら?無理な要求から現場を守る方法

顧客から急な追加要求を受けたとき、そのまま開発へ伝えるべきか、断るべきか。会社員時代の私は、納品先と自社メンバーの間で何度も悩みました。顧客の要望を受ければ現場が苦しくなり、断れば関係が悪くなるかもしれません。実際、夜遅くまで調整メールを書き直しながら、返事を決められないこともありました。今回は、板...
組織とチームの働き方

昇進を断るのは逃げなのか?数年間迷って分かった判断基準

上司から昇進を打診されたのに、素直に喜べない。そんな自分を見て、「責任から逃げているだけではないか」と迷う人もいると思います。私もメーカーに勤めていた頃、「室長」という役職をすすめられながら、数年間にわたって断り続けました。私は技術や現場の近くで働くことが好きで、昇進すれば、自分らしい仕事から離れて...
エンジニアの成長と思考

プロジェクト中止から立ち直るには?数年の仕事が消えた後の実感

「このプロジェクトは中止になりました」会議室でそう告げられたとき、すぐには意味を理解できませんでした。何度も海外へ出張し、現地のメンバーと仕様を詰め、これから数年かけて育てていく仕事だと思っていたからです。自分のキャリアの中心になるかもしれない。そんな期待もありました。それが、現場とは別の判断で突然...
組織とチームの働き方

指示待ちチームを自ら動く組織へ|沈黙を変えた3つの実践方法

「指示を出さないと誰も動かない」「問題が起きても、自分で判断しようとする人がいない」。以前、外注スタッフが中心の小さな運用チームを任されたとき、私はそんな状況に直面しました。会議で意見を求めても、返ってくるのは沈黙ばかりです。こちらが答えを出せば作業は進みますが、それを続けるほど、メンバーはますます...
組織とチームの働き方

会社合併で常識が崩れた|組織文化の違いから学んだ3つのこと

会社の合併や部署異動をきっかけに、「今まで普通にやってきたことが、なぜか通じない」と戸惑ったことはないでしょうか。私も会社合併を経験したとき、それまで当たり前だと思っていた仕事の進め方が、別の組織ではまったく通用しないことに驚きました。特に忘れられないのが、合併後の最初のプロジェクト会議です。いつも...
エンジニアの仕事術

「なんとなくおかしい」をどう確かめる?配線ミスに気づいた手順

仕事をしていると、数値や画面には異常がないのに、「いつもと何か違う」と引っかかることがあります。私にも音楽系の部署で働いていた頃、周囲は問題ないと言うのに、スピーカーから聞こえる音だけが妙に落ち着かないと感じた経験があります。最初は自分の気のせいかもしれないと思いました。この記事では、その曖昧な感覚...
エンジニアの成長と思考

50代の学び直しは遅くない?ピアノで基礎からやり直した実感

50歳でピアノを始めたとき、「子どものころにエレクトーンを習っていたし、ピアノも少し触れば何とかなるだろう」など、正直、軽い気持ちがありました。鍵盤の並び方は分かりますし、まったくの初心者ではない。ところが実際に弾いてみると、左手と右手が思うように動きません。頭では次の音が分かっているのに、指がつい...
エンジニアの仕事術

「処理を速くして」の裏にあった本当の課題|30分の入力作業をなくした判断

業務システムの改善では、利用者から聞いた要望を、そのまま形にすればよいとは限りません。私も40代の頃、担当部署から「処理を速くしてほしい」と相談され、最初はシステムの速度を上げる話だと考えました。ところが、実際の作業について話を聞くと、本当に負担になっていたのは処理待ちではなく、担当者が毎日、同じよ...