こんにちは!私たちは50代で早期退職し、夫婦二人で自由な旅と「バンライフ」を楽しんでいるさくらと申します。このブログでは私たちのキャンピングカー生活の中で実際に挑戦した「内装DIY」について詳細にお話しします。
「DIYってハードルが高そう」「50代から始めるのは大変じゃない?」なんて声もよく耳にしますが、いえいえ、そんなことはありません!手を動かして自分たちで作り上げる車内空間は、既製品にはない温かみや満足感があり、夫婦で一緒に楽しむプロジェクトとしても最高です。
今回の記事では、塗装や便利な収納作りを中心に、初心者でも挑戦できるアイデアやコツ、そして私たち夫婦が経験したちょっとした失敗談も交えながら解説していきます。慣れない作業に戸惑いながらも、少しずつ完成に近づいていくその過程には、わくわくするような楽しさが詰まっていますよ。
私たちがバンライフを始めた理由や、内装DIYに挑戦するための基礎知識についてもお話ししていきますので、「バンライフを始めてみたい!」「車中泊を快適に楽しみたい」という方にぜひ読んでいただきたいです。では、一緒にバンライフの内装DIYの魅力を探っていきましょう!
バンライフの魅力と内装DIYに挑戦する理由
バンライフとは、車を住まいとしてカスタマイズしながら、旅や新しい暮らしを楽しむライフスタイルです。私たち夫婦も50代で早期退職後、「もっと自由で充実した暮らしをしたい」という思いからバンライフを始めました。特に内装DIYは、車をより快適で自分たちらしい空間に変える楽しいプロジェクトでもあります。
子育てが落ち着き、仕事にも縛られなくなった今だからこそ、新しい挑戦としてバンライフを選びました。塗装や収納など一つひとつ作業を手がけるたびに、自分たちの理想の車中泊空間に近づいていると実感でき、とてもワクワクしますよね。それだけでなく、夫婦で一緒に楽しめる趣味としても、一つの価値ある活動だと感じています。
また、私たちの場合、最初はスズキのワゴンRで短い旅を楽しみながらDIYの練習をしました。その後、日本一周の夢をかなえるためにハイエースに乗り換え、本格的な改装作業に挑戦しました。このようにバンライフは、車種や目的に合わせて変化していく楽しさも魅力です。
内装DIYの楽しさと挑戦する価値
内装DIYの魅力は、何といっても「自分で作る楽しさ」にあります。既製品にはない独自のアイデアや、自分たちが本当に必要とするものを取り入れられるので、世界に一つだけの車内空間を作ることができます。また、作業中は夫婦で意見を交わしながら進めるので、新しい発見や楽しさを共有する機会にもなります。
例えば、先日、夫と一緒に塗装をした際には、「この色は落ち着くね」「こっちの木材の雰囲気がいいんじゃない?」なんて会話を楽しみました。時には失敗することもありますが、それもまたDIYの醍醐味。むしろ、失敗を笑い合えることで絆が深まる部分もありますよね。
さらに、DIYを通じて学べることもたくさんあります。塗装の知識や、収納アイデアの工夫、道具の使い方など、覚えた知識はバンライフだけでなく日常生活にも役立ちます。
特に車中泊では「限られたスペースをいかに有効活用するか」が重要なポイント。だからこそ、自分たちで作り上げる価値があると思います。
初心者が始める内装DIYの基本とは?
内装DIYを始めるとき、初心者が最初に考えるべきことは「無理をしない計画」です。いきなり大掛かりな改装に挑戦すると挫折しやすくなります。
簡単なハードルから始めるのがポイントです。例えば、車内の収納を追加する小さな棚を作ったり、余った木材でテーブルをDIYしたりするのがおすすめです。
私たちも最初は、塗装の道具も何が必要なのか分からず、ホームセンターの店員さんに聞いたり、YouTubeで動画を見て勉強しました。その後、少しずつ慣れてきたら、ステップアップする形で作業範囲を広げていきました。
また、道具の準備も大切です。必要最低限の工具が揃えば、初めてでも驚くほどスムーズに作業を進められます。そして、DIYの基本は「安全第一」。作業中は保護メガネをする、換気を忘れないなど、安全対策をしっかり行うことで、楽しく進められますよ。
目指す理想の車中空間のイメージ作り
内装DIYを成功させるためには、事前に「どんな空間を作りたいか」をしっかりイメージすることが重要です。ただ作業を進めるのではなく、目的や生活スタイルを考えたプランニングが必要です。私たちの場合、車中泊がメインなので、「快適な寝心地の確保」と「収納スペースの効率化」に重点を置きました。
例えば、寝るスペースには肌触りの良い木材を使用し、リラックスできる暖色系の塗装を施しました。一方、収納スペースについては、100均で揃えた小物を活用しながら引き出しを作り、一目で物が分かるよう工夫しています。これだけで、気持ち的にも車中泊がもっと快適になります。
イメージを膨らませるには、SNSやYouTubeで他の方の事例を参考にするのがおすすめです。私も何度も見返し、自分たちの理想に近い車内の雰囲気を取り入れました。「この要素いいな」と思ったらスクリーンショットにしておくと便利ですよ。
だからこそ、皆さんもまずはどんな空間を目指したいか話し合い、そこから少しずつ手を動かしてみてください。そのプロセスこそ、バンライフの醍醐味だと思います。
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内装DIYの基本~塗装編~
初心者にもできる塗装テクニック
初めて塗装に挑戦する方でも、ちょっとしたコツを押さえればきれいに仕上げることができます。私たちも最初は不安でしたが、やってみると意外と楽しくて簡単でしたよ。
ポイントは「薄く塗る」「乾かしてから重ね塗り」「ムラに注意」です。
一気に厚く塗ろうとするのではなく、何度も薄く塗り重ねることで仕上がりが格段に良くなります。また、ペイントローラーや刷毛を使い分けると、細かな部分と広い面を効率よく塗ることができます。
使う材料と道具の選び方
内装DIYで大切なのが、塗料や道具の選び方ですよね。バンライフ向けの内装塗装では、耐久性がある水性塗料を選ぶのがおすすめです。
においが少ないので車内で作業しやすいのが特徴です。また、養生テープやシートは必須アイテム!塗りたくない箇所をしっかり保護しましょう。
私たちはホームセンターでお手頃な塗料と道具を購入しましたが、最近ではネット通販でも豊富な選択肢がありますので、じっくり探すのもいいですね。
木材の塗装で居心地の良い空間作り
木材の塗装は、バンライフの内装DIYの中でも特に魅力的な部分だと思います。自分たちで選んだ板材を好きな色に染めると、車内が一気に「特別な空間」に変わりますよ。
私たちの場合、車中泊が快適になるように優しいナチュラル系の色を選びました。天井には明るめのホワイト、壁には少し温かみのあるベージュを使い、光を反射して広く感じる工夫をしました。
塗装後は手触りも良くなり、キャンピングカー生活がさらに楽しくなります。
仕上がりを左右する下地処理のポイント
塗装の仕上がりを決める鍵は、何といっても下地処理です!この工程を省くと、せっかくの塗装がはがれやすくなったり、ムラになってしまったりします。
私たちはサンドペーパーでしっかりと木材を磨き、表面をなめらかにするところから始めました。そのあと、下地塗料を塗ることで、本塗装の塗りやすさと耐久性がぐっと上がります。
少し手間はかかりますが、ここを丁寧にやることでDIYの完成度が一段上がると思いますよ。
塗装トラブルを防ぐコツ
DIYでよくある塗装の失敗、例えば「気泡ができてしまう」「ムラになる」「乾かないうちに触れてヨレる」などを防ぐには、いくつかのコツがあります。
まず、湿度が高い日は避けましょう。私たちは真夏の暑い日に作業して失敗した経験がありますが、乾燥しにくくて大変でした。次に、塗装する部分をよく拭いてホコリを取ることも重要です。そして、焦らずにしっかり乾燥時間を守ること。
これだけでトラブルの大半は防げると思います。
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便利で快適な収納アイデア
限られたスペースを有効活用する方法
バンライフで限られた車内スペースを最大限に活用するためには、収納の工夫が欠かせません。
私たちは自分たちのキャンピングカー生活を通じて、床下や天井部分のデッドスペースをいかに使うかを考えてきました。
例えば、シートの下に細長い収納ボックスを置けば、普段あまり使わないものを簡単に見つけられる場所に片付けることができます。また、壁に取り付けるフックやネットを使って、スペースを無駄なく使えるようにするのもおすすめです。
DIYできる収納アイテムを作ろう
市販の商品を使うのも良いですが、収納アイテムを自作することで、自分たちの使い方にぴったり合ったサイズやデザインのものを作ることができます。
例えば私たちは、小さな木製の棚をDIYして、調味料や調理器具などを収納しています。材料はホームセンターで購入できる安価な木材やL字金具。
電動ドリルを使えば、初心者でも簡単に作ることができますよ。
おすすめの収納グッズとインストール方法
収納スペースを効率よく作るために、市販の収納グッズも大いに役立ちます。
最近お気に入りなのは「折りたたみ式収納ボックス」です。使わない時は平らにしてしまえるので、スペースを無駄にしません。また、引き出し用の仕切りや吊り下げポケットなども使用して、アイテムごとに整理しています。
取り付けもマジックテープやフック式のものが多く、工具いらずで簡単です。
頻繁に使うアイテムの収納アイデア
頻繁に使うものほど、すぐ手の届く場所に収納したいですよね。
たとえば私たちは、運転席近くの天井にマップポケットを取り付けて、よく使う地図やガイドブックをすぐ取れるようにしています。
また、キッチン用品はシンクの近くにスライドトレーを導入して、必要な道具をぱっと取れるように。実際に使うシーンをイメージしながら収納場所を決めるのがポイントです。
100均グッズで作る手軽な収納術
100均には驚くほど便利なアイテムが揃っています。壁掛けネットや突っ張り棒で作る簡単な収納スペースが特におすすめです。
私たちは100均で買ったプラスチックケースにキャスターを付けて、車内でも動かせる収納ボックスを作りました。このように低コストで気軽に始められるのがDIYの醍醐味ですよね。
アイデア次第でどんどん快適な空間に変えていけます。
具体的にかかる時間や期間は?
収納DIYにかかる時間や期間は、作るアイテムによって異なります。小さな木製棚なら半日あれば完成しますし、100均グッズを活用した簡易収納なら、わずか1~2時間で取り付けられます。
本格的な作りつけの収納をご希望なら、材料を揃える時間や細かい調整も含めて1週間ほど見ておくと安心です。私たちは週末を使って少しずつ進めましたが、それぞれのペースで無理なく取り組むことが大事だと思います。
50代夫婦のDIY成功の秘訣と注意点
役割分担で作業をスムーズに
バンライフの内装DIYを進める上で、役割分担はとても重要です。我が家では、力を使う作業は夫が担当し、細かい作業や計画を立てるのは私が行っています。
例えば、棚の設置や塗装面の下地処理のような手間のかかる作業は夫が得意。一方、デザインや色の選定、収納アイテムの配置などのちょっとした工夫が必要な部分は私の担当です。
これによって作業がスムーズに進み、お互いの得意分野を活かせるので、夫婦でのDIYがより楽しくなりますよ。
楽しみながら続けるためのコツ
DIYは時間や手間がかかることもありますが、楽しむ心を忘れないことが大切です。作業の途中で好きな音楽を流したり、小休憩でお茶とお菓子タイムを設けたりと、息抜きを取り入れるだけでも気持ちがリフレッシュされます。
また、完成したときのイメージを二人で話し合うとモチベーションも上がります。我が家では、「完成した収納スペースにどんな道具を入れようか」とか「次はどの部分をもっと便利に改良しようか」なんて話をしながら作業を進めています。
予算管理とコストを抑えるアイデア
バンライフの内装DIYとなると、どうしてもコストの問題が出てきますよね。でも、知恵を絞ることで思ったより負担を軽くできることもあります。
私たちは100均やホームセンターを駆使して、必要な材料を揃えることが多いです。例えば、収納ボックスは100均のサイズ豊富なアイテムを活用したり、木材の塗装には価格が手頃な水性塗料を使ったり。高価なアイテムばかりに頼らず、シンプルな材料にちょっと工夫を加えることで、おしゃれで実用的な空間を作れますよ。
体への負担が少ない作業方法
50代になってくると、体力の面も気を配る必要があります。我が家では作業をするタイミングや姿勢に気をつけています。
例えば、長時間かがむ作業は膝に負担がかかるので、適宜立ち上がって伸びをしたり、作業用の柔らかいマットを敷いて膝を保護するようにしています。また、重い材料を動かす時は無理に一人で持とうとせず、二人で協力して持ち上げることも大切です。
疲れたら早めに切り上げるくらいの余裕をもって取り組むことが、無理せず続けるコツだと思います。
安全に作業するための知識と準備
内装DIYを楽しむには、安全対策も欠かせませんよね。私たちの場合、作業前には必ずゴーグルや手袋を着用します。
特に塗装作業では換気が重要ですので、窓を開けたり換気扇を回したりして対応しています。また、工具の使い方をしっかり確認することも大切。昔、夫が電動ドリルを慣れないまま使い、作業台を傷つけた…なんて失敗もありました。
何ごともあわてず、一つ一つ確認をしながら進めることが、安全で確実な作業につながりますよ。
まとめ
バンライフの内装DIYに挑戦することで、私たち夫婦の人生は大きく変わりました。塗装や収納といった作業に取り組む中で、車内空間がどんどん理想に近づいていくのが本当に楽しく、達成感も味わえました。特に50代になってから新しいことに挑戦するというのは少し勇気が必要でしたが、結果として大正解だったと思っています。
DIYだからこそ自分たちで工夫してコストを抑えたり、限られたスペースを最大限に使ったりする楽しさがありました。そして「失敗も同じだけの学びがある」というのが私たちの結論です。例えば、ハイエースの内装塗装では最初に下地処理を怠って失敗しましたが、そのおかげで次回以降の塗装はずっとキレイに仕上がりましたよ。手軽に試せる100均グッズや初心者向けの収納術も、バンライフ初心者には特におすすめです!
また、一緒に作業していると夫婦のコミュニケーションも増えました。作業の途中で息抜きに千葉の地元のカフェに行ったり、旅先では完成したキャンピングカーで夜空を見上げたり。そんな日常のひとコマがとても特別に感じられます。50代だからこそ、こういった時間が心から愛おしいものに変わっていくのだと思います。
これを読んでいる方の中には、「内装DIYって難しそう」と感じる人もいるかもしれません。でも、私たちでさえ初めてなのに楽しんでここまでできたので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。バンライフの魅力は自由でクリエイティブなところ。自分たちだけのオリジナル車中泊空間を作る楽しさを、ぜひ共有したいと思います。
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